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2005/07/04
  
【ウ】アメリカンオークス
  
  

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こんな祭りになってたレース、支配人はド忘れしててスヤスヤ寝てましたよ。会社来てから気付いた‥‥orz

にしても4馬身差とは。ただ日本の芝競馬と米国の芝競馬の現在の力関係を比べれば不思議でもなんでもない結果なはずなんだよね。米国の芝馬なんてここんトコほとんど欧州馬にヤラレてるわけで。それなのに「ようやく‥‥」ってほどの感慨深さが湧いて来ないのは圧倒的に挑戦する回数が足りてないからで、どうしてか日本馬は海外のレースに米国を選びたがらなかったしね。芝の牝馬路線なら準OPで調子の良い馬でもG1勝てちゃうぐらいのレベルなんじゃないかなとか個人的には思ってるので、道楽づいてる馬主の方が居たら連れて来て欲しいんだけどなあ。とはいえそれでも海外に馬を出すことが稀なのは、年々補償額自体は落ちてるとはいえ日本の競馬界が圧倒的に恵まれてるからに他ならないのだろう。だけどこのまま内々でやってってもデフレスパイラル状態だしねえ。地方競馬解散が続き、生産界も急激に力を失いつつあるこれからも日本の競馬が魅力を持ち続けられるかどうかは分からない。シーザリオが最後の海外G1馬だなんてことにならないように支配人は祈るだけだけれど、JRAや農水省の方々には本当に頑張って頂きたいと思うのですけれどもね。


2005-07-04 12:35:31投稿



2005-07-08 02:19:30

話を競馬に戻して、レースの交流というのは無くても(馬の能力レベル的には)それほど支障はきたさないようには思う。それは、人間がやるスポーツに比べて遥かにメンツの入れ替わりが早くて、しかも強い相手と戦う事が経験値となり能力アップの要素となるスポーツとも少し違う訳だからね。ただ、血統的な交流が無いのは煮詰まる要因にはなる。おそらくイギリス1国だけで競馬が行われていたらすぐに煮詰まっていただろうし、ヨーロッパに広がり、アメリカに広がり、そして双方の生産馬が行き来した事で活性化していった訳で。アメリカの芝路線レベルが低いのは、おそらく馬の資質ではなくダート中心の競馬が生んだもので、日本でもある「芝で勝てないからダート使ってみるか」的な発想で芝にまわってきた馬が多くて、しかも位置づけがそんなもんだから調教する側も芝レースに適した調教というのを軽視している面があるのだと思う。だから、馬の本来持つ資質が問題になる血統的な貢献というのは、必ずしもレースレベルと直結するものではないので、血の活性化という面ではアメリカも貢献している。日本は買って来るばっかりでお返しはしていない(一部シャトル種牡馬も居るけど)ので、恩恵は受けているけど貢献はあまりしてないですね…
ってな所からすると、外に出て勝つというのは実は一般(私を含めて)的に思われているよりも更に大きな事なのかもしれない。特にシーザリオはサンデーの孫とはいえ父内国産馬な訳で、日本の血統価値が世界から見直されれば今まで殆ど貢献していなかった血のお返しも出来るかもしれないし、それが日本の馬産にプラスになる可能性もある(最近、韓国馬事会が日本で馬を買っているように)。そして、アメリカ人はアメリカが一番だと思ってるから、あんまり日本なんか(差別的な感情含む)に勝たれると本気で芝レースに取り組むようになるかもしれない。それがアメリカの芝路線レベル向上に…なんて、まあ現段階では妄想でしかないけど可能性が無い訳ではないよね? 国内の活性はもとより、世界的に貢献できるなら素晴らしい。

ま、一般ファンやブリーダーでもない馬主からすると「どうでも良い事」かもしれないし、それを批判する気も無ければ「世界に貢献すべきだ!」と主張する気もないけれど。見る側が楽しくなって、結果的に貢献できるんなら良いじゃない?って事で。

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2005-07-08 02:16:34
アメリカンスポーツが他国で成功していない理由はよく解らないですね。野球に対してサッカーが優れている所というのにスピード感を挙げる人も居るけれど、スピードならバスケのほうが速いし。まあ、アメリカとヨーロッパの歴史を考えれば、スポーツそのものの歴史もアメリカのほうが浅い訳で、既にヨーロッパでは定着しちゃってるスポーツがあるのにアメリカから新しく入って来てもなぁ…なんて部分はあるのでしょうが。オーストラリアにもヨーロッパにも野球に良く似たスポーツはあるので、全く馴染めない訳ではないはずなんですけどね。とにかく、アメリカンスポーツは世界統括組織が出来ていない。これは普及していないから出来ないのか、発祥のアメリカが勝手すぎるから出来ないのか解りませんが、個人的にはその両方なんじゃないかと。ワールドベースボールクラシックだって、参加各国の話し合いじゃなくてアメリカが勝手に決めちゃってるしね。あと、バスケを除いてアメリカンスポーツは用具が多いよね…経済的に苦しいと難しいかもしれない。
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ウサゲマン 2005-07-06 18:39:32
そういう意味でサッカーの歴史も似たようなところがある。1960年代の当時アンタッチャブルな存在、特別な存在として世界に恐れられていたイングランドのサッカーは、その聖地とまで謳われるウェンブリー・スタジアムで、“マジック・マジャール”と呼ばれるハンガリー代表に完膚なきまでに打ち砕かれてしまう。これには勝とうが負けようが常に外界に晒されていること、常に違う何かと接していること、そのことが常に進化の潮流に置き去りにされないための方法だということを示していると思う(話は脱線するけれど、日本の競馬も門戸開放という刺激がなければ、果たしてここまで強くなったのかは疑問ではある。ただ現状でも常に外界と常に接しているとは言えぬレース体系なだけにほぼ独力で進化し続けた稀有な例なのかもしれない。そのため外界を無暗に恐れたり、また外界での戦い方を知らないというナイーブでネガティブな側面もあるのだけれど)。
そして野球だけれど、こちらも投手として野茂が成功しイチローが成功した今ですら、未だメジャー幻想に囚われてるきらいはあると思うんですけどね。そしてさらに言えば、メジャーでしかその力量を計る幅がないというのは、やっぱり野球界にとっては不幸なことだとは思いますけども。とは言えなぜかアメリカで生まれたスポーツも、微妙な閉鎖性があるのですけれどもね。どうして米4大スポーツは別の国でほとんど発展しないままなのだろうか‥‥という。支配人の無知を曝け出すだけなのかもしれませんが、特に最も人気の高いアメフトが世界の各国でどうして人気が出ていないのかという点も非常に気になります。このほぼアメリカでしか成功しないというアメリカンスポーツの閉鎖性については長年疑問を持ち続けてはいるんですけども、いまだ正解で出ないんですよねえ。多分日本及びキューバでの野球人気は例外なはずですよ。サッカーやテニスやゴルフなど英国生まれのスポーツはほぼ例外なく世界中で人気を博している(と思われる)のに。
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ウサゲマン 2005-07-06 18:38:41
まあ芝競馬に関して言えば馬場差はかなりあるにせよ、世界で見ても稀なぐらい早い時計で走ってて(ブラジルと並んで世界でもトップクラスの時計が出てるはず)、それはイコールサラブレッドのスピード能力自体は世界に出てもそれほど見劣りするものではないという表れなんだと思う。そういう意味では今や香港にも劣るだろう芝レースの質の地盤沈下が起こっているアメリカなら、BCターフですら日本の馬は視野に入れたりすると面白いと思う。悪質な妄想だけれどジャパンカップの選考に漏れた日本馬がBCターフに出て勝っちゃったりしたら痛快だ(欧州のクラシックディスタンスの芝馬はまだまだ強いだろうけれど、アメリカの芝コースならそれでも勝てる可能性はあると思う)。
だけどそれでもやっぱり日本の馬が海外へ飛び出すのは非常に勇気の要ることで、特に志の高いわけではないほとんどの馬主は世界に出る《必要性》を丸で感じてないと思う。オーナーブリーダーでもない彼らは例え競馬が消滅したとしても痛くも痒くもない。ちょっとした道楽が1つ減っちゃったねという程度なのだ。競馬に関して歴史が浅く社会とサラブレッドの良質な関係がほとんど築けていない日本には、正直なところ競馬が必要である人間というのはそれほど多くない。それどころか、ひと昔よりかなり減って来たとはいえ──まだまだ社会悪だと考えている人も多いだろう。そういう意味で今回のこのニュースは色々な意味で大きいと思う。今回の結果を受けて「シーザリオ頑張ったよね」で終わりになってしまうとアレだけれども、刺激を受けたり真実を目の当たりにしたりして、米国でも勝負になるんだ──と馬主や調教師の想像していたことが現実になった、確認できたという意味でね。そして支配人はサラブレッドという生き物が持つ意味の1つに、外界と交じり合うことの重要性が隠喩としてあるような気がしてならないのだが。内々で塗り固めるように作った血ではいずれ袋小路に行き着いてしまう。そしてそのたびにそれを打破していったのは外から来た血であるというサラブレッドの血の歴史そのものが物語るようにね。
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2005-07-06 14:05:04

アメリカ芝路線のレベルに関しては前にも書いたけど、その事を知らない人のほうが多い訳でね。馬主や競馬関係者が知らないのはどうかと思うけど、少なくともお年寄りは海外というだけで上に見てしまうし、特にアメリカが相手だとその傾向は強いのでね。気づいてはいたけど信じたくない人も居るだろうと思われる。馬場を考えても柔らかい路盤に深い芝の欧州よりも、日本ほどではなくてもある程度硬いアメリカのほうが日本の環境には近いし、日本の環境で選別された「強い馬」にとってはアメリカのほうが走りやすいだろうと思うんだけどねぇ。

それはともかく、アメリカ芝路線のレベルが低い事を知らないライトな競馬ファンや、ほとんど競馬を見ない一般的な人からすると、やっぱりアメリカのGIを制したというのは非常に大きなニュースな訳で、改めて競馬に興味を持つキッカケになり得る材料だと思う。
こぞってアメリカ遠征して勝ちまくってしまうと有り難味が薄れるけど、ちょくちょく行って勝って来るのは競馬界にとってもプラスでしょう。そういう意味では、アメリカ芝路線のレベルに否定的な者からしても大きなニュースなんじゃないかと。

やっぱりね、内で煮詰まったら外に敵を求めにゃ。サッカーはそれが出来るんだよね。野球は…ねぇ。

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