ガールズバンドZONEの解散が発表された。ラストステージは4月1日。ZONEにとっては最初で最後の日本武道館公演。解散のきっかけは、リーダーMIZUHOの脱退表明。MIZUHOが所属事務所「ランタイム」に、3月いっぱいでのZONE脱退を申し出たのは昨年12月。残ったメンバー3人での活動続行が決定していたが、1月中頃に翻意。「メンバーが1人抜けたZONEはZONEではない」とし、事務所に解散を申し出た。事務所サイドは「青天の霹靂だが、首に縄をつけて続行させるわけにもいかない」と解散を了承。そしてデビュー記念日でもあるきょう、メンバー直筆のコメントで解散を発表した。MIZUHOは「今年3人が高校を卒業するということもあり、一度自分を見つめ直す時間を持ちたいと思いこういう形をとりました」とコメント。3月9日には、通算15枚目となるシングル「笑顔日和」が発売される。レコード会社によるとベストアルバムの発売も検討中とのことだ。3月18日からはじまる全国ツアーは「夏まで待てない!ZONE桜ツアー改めZONE卒業コンサート」とタイトルを変更し、5か所6公演を行う。解散後のメンバーの活動は未定
ZONEがデビューしたのは2001年2月。そのシングル「GOOD DAYS」の衝撃はいまだに忘れられない。だって、ギターを持ってくるくる回るんだから。「バンド」+「アイドル」でバンドルとも呼ばれた。もっとも、いまはマジドルの時代だけど…いや、こっちの話。ポップでキャッチーな楽曲と、明るいキャラクター(結局、MIZUHOになるのだが…)で人気に。そして、その年の8月に発表した「secret base〜君がくれたもの〜」がロングヒット、約90万枚を売上げその名が広く知れ渡ることになる。2003年の大みそか、紅白歌合戦のステージで初代リーダーのTAKAYOが脱退。解散へのカウントダウンは、このとき密かにはじまったともいえる
ZONEについては、ごく客観的に語れるつもりだ。TAKAYO脱退で音楽的に大きく後退したのは疑いようのない事実。新メンバーを加え、同じ路線を踏襲しようとして行き詰った。やはり、そこはなにか変化が必要だったように思う。ボーカルのMIYUは、昨年から長瀬実夕としてソロ活動を開始していた。初期のZONEには「おっ!」と思わせる楽曲がいくつかあったが、このところそういった曲を聴くことはなかった。元気のいっぱいの「GOOD DAYS」もいいが、いちばん好きなのは「恋々…」だ。ゆったりとした大陸的なメロディーに、MIYUの清涼感のあるボーカルが乗る。そのコーラスワークも絶品だ。あともう1曲、「白い花」をあげないわけにはいかない。大サビのMIYUとTAKAYOのハーモニーが心地よい
後から来て、追い越し、さっ爽と去っていった。勝敗をつけるなら確実に負けだろう。「生きていれば、きっといいことあるさ」。ドラマや映画なんかで聞かれそうなセリフだ。留まり続けることで、いつかチャンスがやってくるかもしれない。大逆転の。過去を重んじながらも、新しい挑戦を続けるいまのスタンスは決して悪くない。そして、大胆なシフトチェンジもあながち間違いではないと思える。いつしか主観的になっているのは容赦いただきたい。dreamは6年目に突入した。夢は終わらない。終われない、まだ終わりたくない
ZONE解散までの経緯
2004年12月初旬 MIZUHOが来年3月いっぱいでの脱退を申し出る
2004年12月中旬 メンバーにMIZUHO脱退を報告。3人での活動続行が決定
2005年1月初旬 所属レーベル「ソニー・レコード」に、その旨を報告
2005年1月中旬 「メンバーが1人抜けたZONEはZONEではない」とし、事務所に解散を申し出る
デビュー記念日のきょう、直筆コメントで解散を発表
ZONEの今後の予定
3月9日 15枚目のシングル「笑顔日和」発売
3月18日 全国ツアー開始。5か所6公演
4月1日 初の日本武道館公演にて解散
公式ホームページ
・ZONE & Run Time Official Website
・believe in ZONE
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